【ダブル】FFXI【二倍】
「あれ?アンタも帰ってきてたの?」

モグハウスから出てきた猫に声を掛けられた時、俺は呆然とした表情だったに違いない。

「あ・・ああ」

「?」

「どうもアクエフの最後っ屁でドラウン状態だったらしいんだが・・・」

心配そうに俺の顔を覗き込んでいた猫の片眉がピクっと上がる。

「ちょっとボンヤリしてたからかな、どうも・・・コンバ死した、らしい。たぶん」

「ぶふッ!!」

ツボったらしくなかなか笑いが止まらない猫をその場に残し、俺もモグハウスに入って溢れたメリポを振る。

・・・もう赤じゃ振る所なんて無いし、どうしたモンかね?ああ、そうだ戦士のジョブカテゴリに振っておくか・・・戦士出番無いけどな。

「おーい!まだ続けるんでしょ?」

ぶつぶつ言いながらメリポを振っていると、発作から立ち直った猫が俺の部屋の前で大声を出している。

「ああ、今行く」

俺も大声で返事をすると、その足でドアに向かった。






ダブル二倍キャンペーンを充分に楽しんだのか?と聞かれると返答に困るが、いくらかジョブポを進めることが出来たのだから「そこそこ」楽しんだとは思う。

最初はずっとマリアミ渓谷で青い鳥と蝶の群れを狩っていたが、これはそれぞれ炎・風のクリスタルを集める作業を兼ねている。

これは今更と言えば今更だが、先日の「終焉へのカウントダウン」宣言もあって俺の中で必要に迫られている合成スキル上げに直結しているのだ。



過疎る>競売機能停止>自給自足



今迄ほとんど合成に手をつけてこなかったツケを、今まさに支払う段階に来たというわけだ。

(実際にはもうちょっと先の話だとは思うけどね)

調理は山串時代に上げて放置していたのだが、復帰後にせっせと指定生産品を納入するのと平行してスキル上げにいそしんだ。

最近ようやくスシゾーンに突入して現在スキル80に到達・・・まぁ、この辺でいいやという感じ。

今週に入ってから有り余る原木を処理すべくゴリゴリと製材作業に従事し、現在スキル30・・・紙兵が作れるからいいかなーなんて思っていたら材料の紙がスキル50近いじゃないか!

泣きながらゴリゴリを続けるコトに。

このままでは埒が明かないと危機感を覚えた俺は、禁断のキトロマカロンを召喚する・・・無論、材料の一部を競売で購入する、マジ泣ける。

アーモンドの理不尽な値段に涙しつつ、天使からの贈り物であるキトロンに感謝を捧げる。



ありがとう、天使。



キトロマカロンを食べてからの合成は怖いくらい失敗しない、いや、マジで。

・・・偶然だとは思うが、50回連続で割れなかった。

(その後2回連続で割れたけど)




兎に角、キトロマカロンは神。






俺と猫が最近ジョブポ稼ぎで使っているのはヨルシア森林から入る洞窟みたいな所だ。

そこに入ってすぐの水色の軟体(?)生物であるアクエフを狩る。

こいつらは見かけは全く違わないが微妙にLv差があるらしく、魔法の効きが良いのと悪いのとが居るがいちいち選んではいられない。

グラビデで釣ってファイア2を撃ち込む・・・少し走ってファイア2、以下繰り返し。

洞窟の入り口まで引っ張りながら焼くが、グラビデがレジられたらその場で蝉を回しながら焼く。

俺一人でやっていてもいいのだが、最強を引くと面倒なのと単調過ぎて寝そうになるので猫と二人で焼く・・・まぁ、今回は二人で居ても寝てたけど。

アクエフはアクリンなので最大3匹来てしまうが、こいつらは異様に良く寝るので大丈夫だ、問題無い。




んー・・・落ち着いて考えたら俺がサポ黒にして




猫ガ>俺プガ>猫ガ>俺プガ>猫ガ




とかでもいいような気がする・・・いや、その方が圧倒的に旨いんじゃないか?ん?

装備が整っていたら何でも出来そうなイメージがあるけどな、黒には。

今度提案してみるか・・・速攻拒否られそうだけどな。









まぁ、色々あったけど俺は元気です・・・あと、キトロンとアーモンド拾ったらください。

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