【わたしたち】Skyrim【結婚します】
2012年5月28日 日常 コメント (8)
マーラの教えを広めるというおよそ俺に似つかわしくないクエストを進めた所、どうやら俺にも「結婚」出来るようになったようです。
しかし、この「結婚」というシステムは興味深いですねェ、、、。
マーラの教えでは結婚に必要なのは「相手を求める情熱」と「結婚の意志を伝えるマーラのアミュレット」だけのようです。
現実世界もこの位単純だと非常に解り易くてイイ半面、恋の駆け引きみたいなモノが一切消失して小説やマンガ、ドラマや映画といったメディアが全て同人誌級の「ヤマ・オチ・イミ」無しになりそうです。
(つまり、フランス書院つーか「アルゴニアンの侍女」化する)
具体的にはマーラのアミュレットを相手に見えるように身につけ、意中の相手に告白するだけなんですけどね。
俺はと言えば、、、
俺は別の用事(言うまでも無く盗賊ギルドの仕事)でリフテンに来ていた筈なんだが、、、
どういうワケか今は愛と慈しみあふるる「マーラの使徒」として街の住民にチラシを配る系のお仕事をしている。
「ふぅ、、、一休みしようぜ?」
俺は陽の高さからお昼を少し回ったかなと見当をつけ、一緒にチラシを配って歩いている(ゴ)リディアに声をかけた。
こんなどうでもいい用事の時も律儀に黒檀の全身鎧を着込んで歩き回っているせいか、ゴリは「はい、従士様」と返事をするかしないかするうちにハチミツ酒を入れたスキットルを何処からか取り出して軽くあおっている、、、暑いんならもう少し普通の服とか着ればいいのに、、、。
俺達は日陰を求めて街の中にあった廃屋の前に並んで腰を下ろした。
スカイリム地方の中でもリフテン辺りはまだ四季を感じることが出来る、、、まぁ、それ故に暑い時は暑いワケなんだが、、、。
「なぁ、どうしていつもそんなに重装備なんだ?」
俺は以前から疑問に思っていたことを聞いてみた。
ゴリは最初に出会った時から鋼鉄の胴鎧を愛用していて、俺がどんなに勧めても頑として軽装備に着替えてくれないのだ。
ゴリは一瞬、むっとした表情になったが、手拭で頚の汗を拭きながら「この方が好きなんです!」と言い切った。
「それに、従士様の選ぶ防具は、、、」
ゴリはちょっと言いづらそうにしていたが、こちらに向き直ってハッキリ言った。
「、、、肌が出過ぎです!アレでは十分な防護が望めません!」
「そ、、、そうか?ダメだったか?」
「ダメですね、全然、ダメ」
そうか、、、俺のチョイスに問題があったのか、、、これは盲点だったわ、、、。
ゴリは「ついでですから言いますけど」と断ってから語り始めた。
「従士様のご要望に添えないのは大変心苦しいのですが、夫婦でもないのに”一緒に寝ようよ!”とか”水浴びしようぜ?俺が見張っててやるからw”とか”暑いなぁ、、、俺も脱ぐからオマエもパァーッと下着にならない?”とか”ねぇねぇ!イヴァルステッドの近くに高所混浴露天風呂(HighFLO’sGer)とか出来たらしいんだけど一緒に行こうぜ?勿論、仕事抜きで!”とか言わないで欲しいんですけど?」
ブフォッ!!
、、、ちょっ!、、、鼻にハチミツ酒が、、、ぃいたたたたたっ!!げふっ!げふっ!!
ぃってぇえええ~!!!ジンジャー入れてたからかチョー滲みる!!!水、、、水ッ!!
ゴリはむせて苦しむ俺に懐から取り出したワインボトルを手渡してくれた。
「水です、、、朝、汲んだものだから大丈夫です」
「げふっ、、、あ、、、ありがとう、、、こういうのに効く魔法でもありゃ良いんだけど、な」
ふぅ、、うがいをしたらちょっと落ち着いたぞ、、、。
ゴリは俺が落ち着いたと見て取ったらしく、またそっぽを向いてアクビなんかをしている。
そうかー、、、ゴリさんはそういうのイヤだったか、、、俺としたことがご婦人を苦しめていたとは、な。
俺は背負い袋からマーラのアミュレットを取り出すと、そのまま自分の頚にかけた。
そして「よっこいしょ!」と掛け声をかけながら立ち上がると、ゴリも弾かれた様にすっくと立ち上がった。
俺はゴリの方に向き直り、何かを察して急に目を泳がせたゴリの左手を取った。
「、、じょ、、冗談なら、、、」
俺はすっと左手を顔の高さまで挙げ、頬に朱を差したゴリを制した。
俺はその左手を自分の胸の前にあるマーラのアミュレットにそっと当て、少し高い位置にあるゴリの顔をじっと見つめた。
「、、、愛と慈悲の女神マーラに誓おう、リディア、俺と結婚してくれ」
正直、俺はあの強烈な「ゴリ☆バッシュ!」をマトモに喰らって廃屋の壁を弁償することになるかも知れぬと思わないでもなかった。
想像の中の自分は、廃屋の壁から足と尻尾が生えているシュールな図だったりしたが、、、、そういう衝撃は訪れず、、、。
「、、、本当に本気ですか?従士様」
真顔のゴリがじっとこちらを見つめていた。
「うむ、本気だ」
「嬉しい、、、」
頬を赤らめ、少し潤んだ瞳でじっと俺を見つめる(ゴ)リディアの顔を見て俺は素直に美しい、、、
そう思った、、、
んだが、、、
「そうだ!あなたの気が変わらないうちに結婚式を挙げましょう!そこのマーラの神殿で神前式にしましょう!そしてホワイトランのあのカンカンうるさい鍛冶屋の隣の家は引き払って、何処か閑静な住宅街にでももっと素敵な広くて明るい家を建てましょう!だいたいなによ!アベニッチときたら鼻持ちならないったら無いわ!!ナニが”執政である父に策を授けているのは私”よ!いったいナニ様なのかしら?あんなのの隣のなんて考えられないわ!!食事もろくすっぽ喉を通らないじゃない?(いつも覗くとパン喰ってない?オマエ、、、)それより子供よ!私、子供は大好きなの!子供は、、、そうね、、3人くらいが良いかしら?でも、アナタ(イロイロと)好きそうだからもっともっと増えちゃうかもしれないわね!?(ニヤリ)私も頑張るわ!!それからあなたは人付き合いにもっと気をつけなさい!あのヘンな中年、、、シセロ、、、でしたっけ?あんなのとは縁を切りなさい!いつでもブツブツ独り言がうるさいし、コトある毎に「誰か、殺そうよ!?」とか奇声を発してるし、、、あんなのと仲間なんじゃないでしょうね?許さないわよ!?そんなの!!それからね、やたらと相手を確かめずに遠くから弓で撃つの止めなさい?あなた、いつか本当のお尋ね者になるわよ?そういえばリフテンでもいつもいつも墓場みたいなところで私を待たしておくけど、アレは何の真似?夫婦の間に隠し事は無しよ?そういえばこの前ポケットから”ヴェックスの水浴び、、、”がどうとかって書いてある手紙を見たわよ!!ヴェックスって誰なの?女ね、、、許さないわよ!!今すぐ行って縁を切っていらっしゃい!!だいたいアンタはエオラって娘の時もそうだったけど女に甘いのよ!そんなことでどうするの、、、!!」
、、、今や俺は「首根っこを押さえつけられ、粗相をした現場に鼻先を突きつけられている猫」状態である。
彼女の豹変には驚かされたが、一応、両想い?(なのか?)だったらしい、、、それならそうともっと露出度の高い装備に着替えてくれても良さそうなのに、、、
「ソレはダメ、、、防御力が下がっちゃったらアナタを護れないわ」
と、軽くスルーされてしまった、、、残念、、。
後編に続く
しかし、この「結婚」というシステムは興味深いですねェ、、、。
マーラの教えでは結婚に必要なのは「相手を求める情熱」と「結婚の意志を伝えるマーラのアミュレット」だけのようです。
現実世界もこの位単純だと非常に解り易くてイイ半面、恋の駆け引きみたいなモノが一切消失して小説やマンガ、ドラマや映画といったメディアが全て同人誌級の「ヤマ・オチ・イミ」無しになりそうです。
(つまり、フランス書院つーか「アルゴニアンの侍女」化する)
具体的にはマーラのアミュレットを相手に見えるように身につけ、意中の相手に告白するだけなんですけどね。
俺はと言えば、、、
俺は別の用事(言うまでも無く盗賊ギルドの仕事)でリフテンに来ていた筈なんだが、、、
どういうワケか今は愛と慈しみあふるる「マーラの使徒」として街の住民にチラシを配る系のお仕事をしている。
「ふぅ、、、一休みしようぜ?」
俺は陽の高さからお昼を少し回ったかなと見当をつけ、一緒にチラシを配って歩いている(ゴ)リディアに声をかけた。
こんなどうでもいい用事の時も律儀に黒檀の全身鎧を着込んで歩き回っているせいか、ゴリは「はい、従士様」と返事をするかしないかするうちにハチミツ酒を入れたスキットルを何処からか取り出して軽くあおっている、、、暑いんならもう少し普通の服とか着ればいいのに、、、。
俺達は日陰を求めて街の中にあった廃屋の前に並んで腰を下ろした。
スカイリム地方の中でもリフテン辺りはまだ四季を感じることが出来る、、、まぁ、それ故に暑い時は暑いワケなんだが、、、。
「なぁ、どうしていつもそんなに重装備なんだ?」
俺は以前から疑問に思っていたことを聞いてみた。
ゴリは最初に出会った時から鋼鉄の胴鎧を愛用していて、俺がどんなに勧めても頑として軽装備に着替えてくれないのだ。
ゴリは一瞬、むっとした表情になったが、手拭で頚の汗を拭きながら「この方が好きなんです!」と言い切った。
「それに、従士様の選ぶ防具は、、、」
ゴリはちょっと言いづらそうにしていたが、こちらに向き直ってハッキリ言った。
「、、、肌が出過ぎです!アレでは十分な防護が望めません!」
「そ、、、そうか?ダメだったか?」
「ダメですね、全然、ダメ」
そうか、、、俺のチョイスに問題があったのか、、、これは盲点だったわ、、、。
ゴリは「ついでですから言いますけど」と断ってから語り始めた。
「従士様のご要望に添えないのは大変心苦しいのですが、夫婦でもないのに”一緒に寝ようよ!”とか”水浴びしようぜ?俺が見張っててやるからw”とか”暑いなぁ、、、俺も脱ぐからオマエもパァーッと下着にならない?”とか”ねぇねぇ!イヴァルステッドの近くに高所混浴露天風呂(HighFLO’sGer)とか出来たらしいんだけど一緒に行こうぜ?勿論、仕事抜きで!”とか言わないで欲しいんですけど?」
ブフォッ!!
、、、ちょっ!、、、鼻にハチミツ酒が、、、ぃいたたたたたっ!!げふっ!げふっ!!
ぃってぇえええ~!!!ジンジャー入れてたからかチョー滲みる!!!水、、、水ッ!!
ゴリはむせて苦しむ俺に懐から取り出したワインボトルを手渡してくれた。
「水です、、、朝、汲んだものだから大丈夫です」
「げふっ、、、あ、、、ありがとう、、、こういうのに効く魔法でもありゃ良いんだけど、な」
ふぅ、、うがいをしたらちょっと落ち着いたぞ、、、。
ゴリは俺が落ち着いたと見て取ったらしく、またそっぽを向いてアクビなんかをしている。
そうかー、、、ゴリさんはそういうのイヤだったか、、、俺としたことがご婦人を苦しめていたとは、な。
俺は背負い袋からマーラのアミュレットを取り出すと、そのまま自分の頚にかけた。
そして「よっこいしょ!」と掛け声をかけながら立ち上がると、ゴリも弾かれた様にすっくと立ち上がった。
俺はゴリの方に向き直り、何かを察して急に目を泳がせたゴリの左手を取った。
「、、じょ、、冗談なら、、、」
俺はすっと左手を顔の高さまで挙げ、頬に朱を差したゴリを制した。
俺はその左手を自分の胸の前にあるマーラのアミュレットにそっと当て、少し高い位置にあるゴリの顔をじっと見つめた。
「、、、愛と慈悲の女神マーラに誓おう、リディア、俺と結婚してくれ」
正直、俺はあの強烈な「ゴリ☆バッシュ!」をマトモに喰らって廃屋の壁を弁償することになるかも知れぬと思わないでもなかった。
想像の中の自分は、廃屋の壁から足と尻尾が生えているシュールな図だったりしたが、、、、そういう衝撃は訪れず、、、。
「、、、本当に本気ですか?従士様」
真顔のゴリがじっとこちらを見つめていた。
「うむ、本気だ」
「嬉しい、、、」
頬を赤らめ、少し潤んだ瞳でじっと俺を見つめる(ゴ)リディアの顔を見て俺は素直に美しい、、、
そう思った、、、
んだが、、、
「そうだ!あなたの気が変わらないうちに結婚式を挙げましょう!そこのマーラの神殿で神前式にしましょう!そしてホワイトランのあのカンカンうるさい鍛冶屋の隣の家は引き払って、何処か閑静な住宅街にでももっと素敵な広くて明るい家を建てましょう!だいたいなによ!アベニッチときたら鼻持ちならないったら無いわ!!ナニが”執政である父に策を授けているのは私”よ!いったいナニ様なのかしら?あんなのの隣のなんて考えられないわ!!食事もろくすっぽ喉を通らないじゃない?(いつも覗くとパン喰ってない?オマエ、、、)それより子供よ!私、子供は大好きなの!子供は、、、そうね、、3人くらいが良いかしら?でも、アナタ(イロイロと)好きそうだからもっともっと増えちゃうかもしれないわね!?(ニヤリ)私も頑張るわ!!それからあなたは人付き合いにもっと気をつけなさい!あのヘンな中年、、、シセロ、、、でしたっけ?あんなのとは縁を切りなさい!いつでもブツブツ独り言がうるさいし、コトある毎に「誰か、殺そうよ!?」とか奇声を発してるし、、、あんなのと仲間なんじゃないでしょうね?許さないわよ!?そんなの!!それからね、やたらと相手を確かめずに遠くから弓で撃つの止めなさい?あなた、いつか本当のお尋ね者になるわよ?そういえばリフテンでもいつもいつも墓場みたいなところで私を待たしておくけど、アレは何の真似?夫婦の間に隠し事は無しよ?そういえばこの前ポケットから”ヴェックスの水浴び、、、”がどうとかって書いてある手紙を見たわよ!!ヴェックスって誰なの?女ね、、、許さないわよ!!今すぐ行って縁を切っていらっしゃい!!だいたいアンタはエオラって娘の時もそうだったけど女に甘いのよ!そんなことでどうするの、、、!!」
、、、今や俺は「首根っこを押さえつけられ、粗相をした現場に鼻先を突きつけられている猫」状態である。
彼女の豹変には驚かされたが、一応、両想い?(なのか?)だったらしい、、、それならそうともっと露出度の高い装備に着替えてくれても良さそうなのに、、、
「ソレはダメ、、、防御力が下がっちゃったらアナタを護れないわ」
と、軽くスルーされてしまった、、、残念、、。
後編に続く
コメント
必要のある無しに殺されないよう人生という荒n(以下略
気をつけよう
うーん、いざって言うときようにそっと遺書をしたためておくといい…
、、、とか思ってないよ?
結婚できるようになったので我が家でも嫁にもらいますた、カワユス。
うちは麻痺らせて救世主の皮鎧っつうのに着替えさせましたよ!
アレ着てくれないかなぁ、、、つか、どこかで拾えないかしら?
思い起こせばエレンウェン別邸で拾ったフード無しのサルモール服はレアアイテムだったよなぁ、、、アレまた拾えないかなぁ、、、
革の鎧を着てくれるという理由だけでアエラに乗り換えようかと思ったのは秘密だ、、、
アエラの初期装備の事っぽいかな?古代ノルドの鎧って名前で
どっかの洞窟で山ほど拾えるよ!あとスカイフォージ(ホワイトランの)で作成できたりする。
後で拾いに行こう!