【サルモールも】Skyrim【俺が敵】
2012年5月26日 日常 コメント (4)
俺は自分が思っているより繊細なのかもしれないと最近思うようになった。
ひょんなことからエオラという美人さんのお手伝いをすることになったんだが、、、、どうにも気が進まないな、、、コレ、、、。
なにやら怪し気な催し物のためにアーケイの神官を呼んで来てくれと言うのだが、どうも胡散臭いんだよね、、、エオラちゃんは大変に可愛らしい(俺目線)し、話し方も実に愛らしいんだが、言ってる事のナニかが俺の持つ正常と思しき感覚と著しく乖離してるんだよねェ、、、。
アレだ、、、いわゆる「やんちゃ」してきた人々と会話してるときに感じる違和感、、、常識に関する齟齬って奴だ。
まぁ、もっとも俺自身の「常識」って奴もここんとこで随分変わってしまったものな、、、。←盗賊&暗殺ギルド的に
俺の日本語能力が正常範囲内ならば、どうやらエオラちゃんはカリバニズムを容認するタイプのデイドラ信仰の指導的立場にあるらしい、、、この時点でどんなに可愛くても俺的に厳しい。
、、、とは言うものの、彼女の愛らしさに負けてなんとなくヴェルラスを連れてきてしまったしなぁ、、、。
(説得するのに結構お金も遣ってしまった、、、)
隣で無邪気に(ゴ)リディアと冒険とダンジョンの素晴らしさについて語る彼を見ていると、なんとなく罪悪感を感じて胃がキリキリしてくるな。
あんまり考えたくないが、エオラはやっぱりコイツ(ヴェルラス)を喰おうってんじゃないだろうな?
、、、ぅぇ、、、やはり帰ってもらう方がイイよなぁ、、、でもコイツ期待が異常なまでに膨れ上がってしまって、簡単には帰ってくれなさそうだねェ、、、参ったなぁ、、、。
そんなことを考えながらマルカルスからの街道をボンヤリ歩いていると、ゴリが急に声を上げた。
「ニルンルートだ!ほら!あの橋のたもとにあるよ」
ニルンルートか、、、反射的にインガンの顔が思い浮かんで憂鬱になる。
なんでも人の頼みを聞くのも良くないね、、、エオラの件も最初から断っておけば良かった、、、今後は「NO!」と言えるカジートを目指すとするか、、、。←RPG的にどうかと、、、
「ちょっと待っててくれ、、、すぐ戻る」
俺はブーツを脱いで川岸に降り、すっと屈んでニルンルートを一株手に取った、、、。
バリッ!
突然、横薙ぎに電光が走り、ヴェルラスがそれに撃たれて痙攣した!
ゴリが反射的に剣を抜き、盾を前に構えると近くの茂みに向かって走り出すのが見える。
何だ!?襲撃者、、、山賊か!?
両手に魔法を構えたヴェルラスに数本の氷の矢が刺さる。
彼も負けじと身体を貫かれたまま横に移動して襲撃者に魔法を放つ。
バカッ!
「グッハ、、、ァ!」
見ると茂みの中からゴリにバッシュされた兵士が転がり出てきた、、、あの金の鎧はなんか見覚えがあるぞ?
あ、俺のとお揃いだ!!
あれ?じゃあコイツらエルフ?、、、サルモールが襲ってきたのか!?
目の前で仲間の一人を血祭りに上げたゴリを強敵と見てか、残りのサルモール達は膝をついてうずくまるヴェルラスは無視して一斉にゴリに襲い掛かる。
おいおい、、、俺の嫁に手を出して無事で済むと思うなよ?
俺は背中に手を回して素早くメドローアを構えるとエルフの矢を放った。
「すみません、、、全員潰してしまいました、、、」
一応、表面上は申し訳なさそうな態度をとっているゴリは「でも、仕方ないですよ、、、最後まで抵抗してましたし、ね」と付け加えた。
相変わらず必要があっても無くても殺すなぁ、、、俺の教育が悪かったのかな?
「こいつらは、、、一体何者なんだ?」
「治癒」呪文と薬品で手当てし、ようやく人心地ついたらしいヴェルラスが聞いてきた、、、答えてやってもいいが、マルカルスには既にノルドのタロス崇拝者に関する件でサルモール審問官の調査が入っている。
下手に本当のことを知ってもかえって迷惑するだろう、、、嘘がつけない性格みたいだし、な。
「さぁ、、、な、装備はちょっとした軍隊みたいに立派だが、野党の類かもしれんな、、、」
「そうか、、、こんな街道で白昼堂々襲われるなんて、、、首長の御威光もここまでは届かないのか、、、」
俺の答えに満足したのか、ヴェルラスはそれ以上突っ込んでは来なかった。
、、、正直言えば一人くらい生かしておいて俺を狙ったのかどうかを確かめたかったんだが、、、。
「、、、」
いつの間にか傍に来ていたゴリが俺にそっと紙片を握らせた、、、なんだ?告白か?俺はいつでもアーケイ、、、つかおk、、、。
、、、ヴェルラスに気取られぬようにそっと紙片を開く。
、、、そうか、、、
エレンウェン別邸潜入事件?それとも先日のソリチュードにあるサルモール本部強襲の件か、あるいは街道を行く司法高官の連続暗殺事件か、、、
俺は思い当たる節があり過ぎて思わずにやっと笑みを浮かべていた。
ノルドの阿呆共と帝国の争いなどに俺は興味は無い。
、、、俺の個人的な目的はスカイリム地方からのサルモールの駆逐とこの世界からのアルドメリ自治領の消滅だ。
そうか、バレてしまったか、、、
仕方無ェな、、、ここからは本気で圧力をかけて来るかも知れんが、何とかするしかないな。
俺がゴリにチラと目をやると、ゴリは軽く頷いた。
「必要があれば、殺すわ、、、」
頼もしいね、、、よっしゃ!もう考えるのはヤメだ!
俺は夕闇の中、死んで身包みを剥がされたサルモール達を弔っているヴェルラスに声をかけた。
「よし!決めた!、、、アンタは護る、生かす!」
ヴェルラスはなんだか不思議そうな顔をしてこちらを見たが、この先に待ち受ける大冒険を夢想したのか、急に破顔した。
「よろしく頼む!」
俺は何も知らないってのも幸せなのかもしれぬと思いながら夕食の準備に取り掛かった。
ひょんなことからエオラという美人さんのお手伝いをすることになったんだが、、、、どうにも気が進まないな、、、コレ、、、。
なにやら怪し気な催し物のためにアーケイの神官を呼んで来てくれと言うのだが、どうも胡散臭いんだよね、、、エオラちゃんは大変に可愛らしい(俺目線)し、話し方も実に愛らしいんだが、言ってる事のナニかが俺の持つ正常と思しき感覚と著しく乖離してるんだよねェ、、、。
アレだ、、、いわゆる「やんちゃ」してきた人々と会話してるときに感じる違和感、、、常識に関する齟齬って奴だ。
まぁ、もっとも俺自身の「常識」って奴もここんとこで随分変わってしまったものな、、、。←盗賊&暗殺ギルド的に
俺の日本語能力が正常範囲内ならば、どうやらエオラちゃんはカリバニズムを容認するタイプのデイドラ信仰の指導的立場にあるらしい、、、この時点でどんなに可愛くても俺的に厳しい。
、、、とは言うものの、彼女の愛らしさに負けてなんとなくヴェルラスを連れてきてしまったしなぁ、、、。
(説得するのに結構お金も遣ってしまった、、、)
隣で無邪気に(ゴ)リディアと冒険とダンジョンの素晴らしさについて語る彼を見ていると、なんとなく罪悪感を感じて胃がキリキリしてくるな。
あんまり考えたくないが、エオラはやっぱりコイツ(ヴェルラス)を喰おうってんじゃないだろうな?
、、、ぅぇ、、、やはり帰ってもらう方がイイよなぁ、、、でもコイツ期待が異常なまでに膨れ上がってしまって、簡単には帰ってくれなさそうだねェ、、、参ったなぁ、、、。
そんなことを考えながらマルカルスからの街道をボンヤリ歩いていると、ゴリが急に声を上げた。
「ニルンルートだ!ほら!あの橋のたもとにあるよ」
ニルンルートか、、、反射的にインガンの顔が思い浮かんで憂鬱になる。
なんでも人の頼みを聞くのも良くないね、、、エオラの件も最初から断っておけば良かった、、、今後は「NO!」と言えるカジートを目指すとするか、、、。←RPG的にどうかと、、、
「ちょっと待っててくれ、、、すぐ戻る」
俺はブーツを脱いで川岸に降り、すっと屈んでニルンルートを一株手に取った、、、。
バリッ!
突然、横薙ぎに電光が走り、ヴェルラスがそれに撃たれて痙攣した!
ゴリが反射的に剣を抜き、盾を前に構えると近くの茂みに向かって走り出すのが見える。
何だ!?襲撃者、、、山賊か!?
両手に魔法を構えたヴェルラスに数本の氷の矢が刺さる。
彼も負けじと身体を貫かれたまま横に移動して襲撃者に魔法を放つ。
バカッ!
「グッハ、、、ァ!」
見ると茂みの中からゴリにバッシュされた兵士が転がり出てきた、、、あの金の鎧はなんか見覚えがあるぞ?
あ、俺のとお揃いだ!!
あれ?じゃあコイツらエルフ?、、、サルモールが襲ってきたのか!?
目の前で仲間の一人を血祭りに上げたゴリを強敵と見てか、残りのサルモール達は膝をついてうずくまるヴェルラスは無視して一斉にゴリに襲い掛かる。
おいおい、、、俺の嫁に手を出して無事で済むと思うなよ?
俺は背中に手を回して素早くメドローアを構えるとエルフの矢を放った。
「すみません、、、全員潰してしまいました、、、」
一応、表面上は申し訳なさそうな態度をとっているゴリは「でも、仕方ないですよ、、、最後まで抵抗してましたし、ね」と付け加えた。
相変わらず必要があっても無くても殺すなぁ、、、俺の教育が悪かったのかな?
「こいつらは、、、一体何者なんだ?」
「治癒」呪文と薬品で手当てし、ようやく人心地ついたらしいヴェルラスが聞いてきた、、、答えてやってもいいが、マルカルスには既にノルドのタロス崇拝者に関する件でサルモール審問官の調査が入っている。
下手に本当のことを知ってもかえって迷惑するだろう、、、嘘がつけない性格みたいだし、な。
「さぁ、、、な、装備はちょっとした軍隊みたいに立派だが、野党の類かもしれんな、、、」
「そうか、、、こんな街道で白昼堂々襲われるなんて、、、首長の御威光もここまでは届かないのか、、、」
俺の答えに満足したのか、ヴェルラスはそれ以上突っ込んでは来なかった。
、、、正直言えば一人くらい生かしておいて俺を狙ったのかどうかを確かめたかったんだが、、、。
「、、、」
いつの間にか傍に来ていたゴリが俺にそっと紙片を握らせた、、、なんだ?告白か?俺はいつでもアーケイ、、、つかおk、、、。
、、、ヴェルラスに気取られぬようにそっと紙片を開く。
、、、そうか、、、
エレンウェン別邸潜入事件?それとも先日のソリチュードにあるサルモール本部強襲の件か、あるいは街道を行く司法高官の連続暗殺事件か、、、
俺は思い当たる節があり過ぎて思わずにやっと笑みを浮かべていた。
ノルドの阿呆共と帝国の争いなどに俺は興味は無い。
、、、俺の個人的な目的はスカイリム地方からのサルモールの駆逐とこの世界からのアルドメリ自治領の消滅だ。
そうか、バレてしまったか、、、
仕方無ェな、、、ここからは本気で圧力をかけて来るかも知れんが、何とかするしかないな。
俺がゴリにチラと目をやると、ゴリは軽く頷いた。
「必要があれば、殺すわ、、、」
頼もしいね、、、よっしゃ!もう考えるのはヤメだ!
俺は夕闇の中、死んで身包みを剥がされたサルモール達を弔っているヴェルラスに声をかけた。
「よし!決めた!、、、アンタは護る、生かす!」
ヴェルラスはなんだか不思議そうな顔をしてこちらを見たが、この先に待ち受ける大冒険を夢想したのか、急に破顔した。
「よろしく頼む!」
俺は何も知らないってのも幸せなのかもしれぬと思いながら夕食の準備に取り掛かった。
コメント
必要があれば、殺すわでニヤッとした。
「(ゴ)リディア」じゃ長いんだもん、、、
気づいたら、サルモールの魔道士に標的にされて殺された(´・ω・`)
「サルモールは菊の敵」
と言いたい訳ですね?