オーナーシェフは有名イタリア料理店で10年修行してきたらしい。


普通に考えたらラーメンの上にクラッシュトマトやチーズが載っていそうだが、俺が食いに行ったところいたって普通のラーメンだった。


流行の濃ゆい系ダブルスープ&平ちぢれ麺の普通に美味しいラーメン。


このオーナーは10年のイタリア料理店での修行をナニに活かしているのだろうか?等と頚をかしげながら喰っていたんだが、、、






オーナーがウチの店に来たwwww





早速気になったことを質問してみたら、すごく意外な答えが返ってきた。

「イタリアンの店を出したら物凄くメニューが増えるじゃないですか?

 そうしたらスタッフが一人前に働けるようになるのに時間が掛かりすぎちゃう

 すると一人前になった頃に辞めちゃうからずっとその繰り返し、、、

 (育成>巣立ち>育成>巣立ち>育s、、、)

 ラーメンだったら覚えることは少ないしオペ(調理手順)も簡単

 半月もあればまぁまぁ作れる様になっちゃうから店を任せられる

 するとボクも次のお店に取り掛かれるし、新メニューも作れる、、、

 
 ボクは店のオヤジじゃなくて社長になりたいから


 ラーメンを選んだんです!




   Σ(’□’;)


、、、なんと、、、


俺はまたこーゆー個人商店ってば「俺は誰の指図も受けない!」とか「俺が本当の○○を食わせてやるッ!」とかいう熱血オヤジが周囲の反対も押し切って独立開業、、、みたいな流れなのかと思ってたんだけど(実際そういうヒトは多い)、世の中にはちゃんと先々の展開を見据えてる若者も居るんだねぇ、、、。

俺もその辺のオヤジを同じクチだからなぁ、、、。








なんかスゴク感心してしまったよ。

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