先日来、しばらくロ・メーヴの神殿で寝起きしていた俺はようやく目的の魔法の書を手に入れたのだが、今日はたまたまLSに居た連中をも巻き込んでヌルポ風味を加えつつ(退屈を紛らわしつつとも言う)猫の分の魔法の書を取りに4人でやって来た、、、。
「えー、でも必須じゃないしぃ~ぶっちゃけ無くても、、、」
猫よ、、、おまえはそーゆーコト言うか?、、、謝れ!俺と皆さんとに草薙的に謝罪しろ!
「まぁ、、、わたしも欲しいですから、、、ネ」
取りなすように割って入ったのは中川さんフェイスのネルだ。
、、、ところでその格好は、、、?
「健康的な色気でファン増大を目指すスコハーですにゃ!」
そうですか、、、サポ忍二刀流すごいですね、、、
「それほどでもない、、、ですにゃー!」
これでタゲ取ってくれるんなら良いんですけどにゃー、、、そこはあんまし期待出来ないんだよねぇ、、、。
「削るのは任してくださいッス、、、エビの旋風もバンバン止めるッスよ!」
ゾルは元気がいいなぁ、、、若いってステキだと思わせるねぇ。
どっちかというとキミにはトレハンを期待してるんだけどね?
そんなこんなで当日ロ・メーヴ入り口に集まったのは俺(赤狩)猫(赤暗)ネル(赤忍)ゾル(青シ)というやや文化系劣化前衛、例えて言うなら太極拳同好会といった所か?
「俺は前衛のつもりッス、、、」
、、、そうだね、、、キミは確かに物理アタッカーだよね、、、名前は魔道士だけど、、
入り口でフィールドマニュアルを開き、メニューからフラゴン討伐を選んで出発する。
今回は神殿の東側から攻めてみることにしたが、、、なんだこの混雑ぶりは?なんの祭りなんだ?
「皆さんエンストーンを取りに来てるのでしょうか?」
どうかねぇ?
「一生懸命エビ狩ってるニャー、、、なんかいいもの落とす?」
猫が身を乗り出してそこかしこで戦闘を繰り広げているPTを凝視する、、、そんなに見つめてもナニを落としたかはわからんぞ?
「特に意味はないんじゃないッスか?、、マニュアルの項目を上から順にやってるだけじゃないッスかねぇ?」
そうかもしれんなぁ、、、クリアする毎に経験値がもらえるからそうしてるだけなのかもな、、、何しろ今日は週末の24:00、、、まだ早い時間だから単に人が居るだけかもね。
まぁ、他愛のない会話をしながら内周通路を北上してムーンゲートを目指したんだが、途中の小部屋にキリング(エビ)とフラゴン(壷)が共存しているのを発見したんでコレからやんかー?みたいな流れになったワケさ。
トラブルってのはどうでも良いときにナイスなタイミングで偶発的に起こるんだよな、、、ガルが居たら最早「必然」とも言えるんだが、このメンバーでは誰が危ないかって言うとだな、、、
誓って言うがワザとやったワケじゃない。
「こういうコトやらかしたら面白いかナ~、、、えーいやっちゃえ!ポチッとな!!」
とか、迷惑だがお約束とも言えるコトをやらかすのがガルだとしたら、俺のソレは俺にすら予測不能であり、有り体に言えばそんなことが起こるとは夢にも思わなかったんです、、、まさか、、、そんな!みたいなカンジだ。
普通に周囲に気をつけて小部屋の奥まで行ってから釣ったんだが、、、、加えて言えば猫にエビを寝かせてもらうと同時に俺が壷を黙らせた(つもりな)んだが。
「うお!」
「キャ!」
「なにやってんだ、、、この馬鹿ー!」
すみません、エビとフラゴンしか居ない部屋に3匹の子豚ならぬキリングキリングオミナスというエビ3兄弟が一気に躍り込んで来ましたよ。
でも、そこはそれ。
赤赤赤青ですよ、そんなモンは全部寝かせて順番に倒せば良いんですよ。
そこで最初のキリングは猫がソロで、他は一斉にフラゴンから倒し(ここでエンストーン2出ました)面倒なオミナス>キリングキリングという順番でやんべと指示を出す俺。
すばらしい!なんという完璧な指示!
「うっさい!おまえが全部呼び込んだのにその態度ムカツク!」
すいまえん、、、剛風に謹慎しますね。
しかしまぁ、やっぱり猫は格が違うと痛感せざるを得ない。
俺がコイツに頭が上がらないのは本能的に格の違いを感じてるんじゃないか?
前回インファに絡まれたのもそうだが、、、今回は、、、
最初はなんかヘンだな~位の違和感さ
最後のキリングを全員でフルボッコにしている最中だったと思うんだが、、、
「ギャ!なによ、、、なにこれ!」
「!!」
いきなり猫が焼かれた!
不意に魔法で大ダメージを受けた猫が悪態をつきながら反射的にその攻撃をしてきた奴にスリプルをかけていたのは俺も見ていた。
「、、、、なんか、、、」
ネルが呆然としながら呟く、、、
「こいつ、、、、でっかくない?」
、、、、確かに。
今現在のターゲット、キリングウェポンの5割増しくらいの明らかに遠近感が狂っているような巨大なエビが我々の目の前に飛び出して、、、
猫のスリプルで半目を開きながらぐうぐう寝ている、、、
「え、、、えーと、、、Sikigami、、、シキガミウェポン!?」
「NMか!」
ままままままてまてー!
なんじゃそりゃぁぁぁあああ!!!!
落ち着け!とりあえず、キリングをつぶしたらコイツをやろう!
幸い奇跡的偶然と言おうか悪魔的スキルと言うか、今は寝ているのでこの隙に強化を剥がして弱体を目一杯入れちまおう!
俺もスシを喰って本気モードだぜ!
みんな!行くぞ!
ゾルが旋風をほぼ完封してくれたお陰か、戦闘自体はインファより断然楽だ。
ぶっちゃけ2人、、、広かったらソロで十分行けそうな相手だねぇ。
ざわざわざわ、、、
「ちょwなにこのギャラリー!!」
「う は wか こ ま れ た www」
戦闘が始まると何処から集まってきたのか結構な人数の人々が周囲を取り囲んでいた。
あー、、、もしかしたらコイツらこのNMのPOP待ちをしていたのかな?
「そうかもしれないッスねぇ、、、」
「、、、悪いことしちゃったかな?」
いんじゃね?
「、、、だいたいあたし絡まれただけですしおすし」
降りかかる火の粉を払うのは当然!これぞ集団的自衛権の行使という奴ですよ!
「まぁ、ちょっと違うけど、、、ね」
そうか?
戦闘も終盤になると声援が飛び交うようになった、、、どうやら異国人のPTだったらしい。
数分の戦闘の後、断末魔の叫びを上げて倒れシキガミが動かなくなる。
「!?」
死体をつついて確かめていたゾルが驚きの声をともに一枚の古風なジャケットを探し出した。
こ、、これは、、、
「レアアイテムですにゃー!」
ネルが興奮して叫ぶ
スゴイぞ、、、これって珍しいんだろ?
俺は詳しくないが、召喚士が夢にまで見る伝説級のジャケットだということは聞いたことがある!
俺たちの中で召喚術に長じていると言えば、、、全員の目線が猫に集まる。
「あ、、、あたし?」
他におらんしな
「いんじゃないスか?姐さんで」
「わたしも装備とか出来ませんにゃー」
ギャラリーからは何か見つかったのか?と質問が飛ぶ。
そもそもおまえが釣った(釣られた?)んだし、使えるのもおまえだけだし、、、もらっとけよ。
みんなにはまた、別の形で返せることもあるさ。
猫はその場のギャラリーを含む全員に促されてそのジャケットを手にすると、はにかむような笑みを浮かべ何度も「ありがとう」と繰り返した。
誰からともなく拍手が巻き起こり、俺は自分が得をしたわけでもないのになんだか無性に嬉しかったね。
「えー、でも必須じゃないしぃ~ぶっちゃけ無くても、、、」
猫よ、、、おまえはそーゆーコト言うか?、、、謝れ!俺と皆さんとに草薙的に謝罪しろ!
「まぁ、、、わたしも欲しいですから、、、ネ」
取りなすように割って入ったのは中川さんフェイスのネルだ。
、、、ところでその格好は、、、?
「健康的な色気でファン増大を目指すスコハーですにゃ!」
そうですか、、、サポ忍二刀流すごいですね、、、
「それほどでもない、、、ですにゃー!」
これでタゲ取ってくれるんなら良いんですけどにゃー、、、そこはあんまし期待出来ないんだよねぇ、、、。
「削るのは任してくださいッス、、、エビの旋風もバンバン止めるッスよ!」
ゾルは元気がいいなぁ、、、若いってステキだと思わせるねぇ。
どっちかというとキミにはトレハンを期待してるんだけどね?
そんなこんなで当日ロ・メーヴ入り口に集まったのは俺(赤狩)猫(赤暗)ネル(赤忍)ゾル(青シ)というやや文化系劣化前衛、例えて言うなら太極拳同好会といった所か?
「俺は前衛のつもりッス、、、」
、、、そうだね、、、キミは確かに物理アタッカーだよね、、、名前は魔道士だけど、、
入り口でフィールドマニュアルを開き、メニューからフラゴン討伐を選んで出発する。
今回は神殿の東側から攻めてみることにしたが、、、なんだこの混雑ぶりは?なんの祭りなんだ?
「皆さんエンストーンを取りに来てるのでしょうか?」
どうかねぇ?
「一生懸命エビ狩ってるニャー、、、なんかいいもの落とす?」
猫が身を乗り出してそこかしこで戦闘を繰り広げているPTを凝視する、、、そんなに見つめてもナニを落としたかはわからんぞ?
「特に意味はないんじゃないッスか?、、マニュアルの項目を上から順にやってるだけじゃないッスかねぇ?」
そうかもしれんなぁ、、、クリアする毎に経験値がもらえるからそうしてるだけなのかもな、、、何しろ今日は週末の24:00、、、まだ早い時間だから単に人が居るだけかもね。
まぁ、他愛のない会話をしながら内周通路を北上してムーンゲートを目指したんだが、途中の小部屋にキリング(エビ)とフラゴン(壷)が共存しているのを発見したんでコレからやんかー?みたいな流れになったワケさ。
トラブルってのはどうでも良いときにナイスなタイミングで偶発的に起こるんだよな、、、ガルが居たら最早「必然」とも言えるんだが、このメンバーでは誰が危ないかって言うとだな、、、
誓って言うがワザとやったワケじゃない。
「こういうコトやらかしたら面白いかナ~、、、えーいやっちゃえ!ポチッとな!!」
とか、迷惑だがお約束とも言えるコトをやらかすのがガルだとしたら、俺のソレは俺にすら予測不能であり、有り体に言えばそんなことが起こるとは夢にも思わなかったんです、、、まさか、、、そんな!みたいなカンジだ。
普通に周囲に気をつけて小部屋の奥まで行ってから釣ったんだが、、、、加えて言えば猫にエビを寝かせてもらうと同時に俺が壷を黙らせた(つもりな)んだが。
「うお!」
「キャ!」
「なにやってんだ、、、この馬鹿ー!」
すみません、エビとフラゴンしか居ない部屋に3匹の子豚ならぬキリングキリングオミナスというエビ3兄弟が一気に躍り込んで来ましたよ。
でも、そこはそれ。
赤赤赤青ですよ、そんなモンは全部寝かせて順番に倒せば良いんですよ。
そこで最初のキリングは猫がソロで、他は一斉にフラゴンから倒し(ここでエンストーン2出ました)面倒なオミナス>キリングキリングという順番でやんべと指示を出す俺。
すばらしい!なんという完璧な指示!
「うっさい!おまえが全部呼び込んだのにその態度ムカツク!」
すいまえん、、、剛風に謹慎しますね。
しかしまぁ、やっぱり猫は格が違うと痛感せざるを得ない。
俺がコイツに頭が上がらないのは本能的に格の違いを感じてるんじゃないか?
前回インファに絡まれたのもそうだが、、、今回は、、、
最初はなんかヘンだな~位の違和感さ
最後のキリングを全員でフルボッコにしている最中だったと思うんだが、、、
「ギャ!なによ、、、なにこれ!」
「!!」
いきなり猫が焼かれた!
不意に魔法で大ダメージを受けた猫が悪態をつきながら反射的にその攻撃をしてきた奴にスリプルをかけていたのは俺も見ていた。
「、、、、なんか、、、」
ネルが呆然としながら呟く、、、
「こいつ、、、、でっかくない?」
、、、、確かに。
今現在のターゲット、キリングウェポンの5割増しくらいの明らかに遠近感が狂っているような巨大なエビが我々の目の前に飛び出して、、、
猫のスリプルで半目を開きながらぐうぐう寝ている、、、
「え、、、えーと、、、Sikigami、、、シキガミウェポン!?」
「NMか!」
ままままままてまてー!
なんじゃそりゃぁぁぁあああ!!!!
落ち着け!とりあえず、キリングをつぶしたらコイツをやろう!
幸い奇跡的偶然と言おうか悪魔的スキルと言うか、今は寝ているのでこの隙に強化を剥がして弱体を目一杯入れちまおう!
俺もスシを喰って本気モードだぜ!
みんな!行くぞ!
ゾルが旋風をほぼ完封してくれたお陰か、戦闘自体はインファより断然楽だ。
ぶっちゃけ2人、、、広かったらソロで十分行けそうな相手だねぇ。
ざわざわざわ、、、
「ちょwなにこのギャラリー!!」
「う は wか こ ま れ た www」
戦闘が始まると何処から集まってきたのか結構な人数の人々が周囲を取り囲んでいた。
あー、、、もしかしたらコイツらこのNMのPOP待ちをしていたのかな?
「そうかもしれないッスねぇ、、、」
「、、、悪いことしちゃったかな?」
いんじゃね?
「、、、だいたいあたし絡まれただけですしおすし」
降りかかる火の粉を払うのは当然!これぞ集団的自衛権の行使という奴ですよ!
「まぁ、ちょっと違うけど、、、ね」
そうか?
戦闘も終盤になると声援が飛び交うようになった、、、どうやら異国人のPTだったらしい。
数分の戦闘の後、断末魔の叫びを上げて倒れシキガミが動かなくなる。
「!?」
死体をつついて確かめていたゾルが驚きの声をともに一枚の古風なジャケットを探し出した。
こ、、これは、、、
「レアアイテムですにゃー!」
ネルが興奮して叫ぶ
スゴイぞ、、、これって珍しいんだろ?
俺は詳しくないが、召喚士が夢にまで見る伝説級のジャケットだということは聞いたことがある!
俺たちの中で召喚術に長じていると言えば、、、全員の目線が猫に集まる。
「あ、、、あたし?」
他におらんしな
「いんじゃないスか?姐さんで」
「わたしも装備とか出来ませんにゃー」
ギャラリーからは何か見つかったのか?と質問が飛ぶ。
そもそもおまえが釣った(釣られた?)んだし、使えるのもおまえだけだし、、、もらっとけよ。
みんなにはまた、別の形で返せることもあるさ。
猫はその場のギャラリーを含む全員に促されてそのジャケットを手にすると、はにかむような笑みを浮かべ何度も「ありがとう」と繰り返した。
誰からともなく拍手が巻き起こり、俺は自分が得をしたわけでもないのになんだか無性に嬉しかったね。
コメント
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期末期初も乗り越え、若干精神的な安定感も出てきたんで、
期待通り皆さんに精神的なダメージを与えに行くとしますかな・・・
くくく